2007年7月28日土曜日

OAF

Organização de Auxílio Fraternoの略。
(英語訳は Organization of Fraternal Assistance)

今日は話を聞きに、一人出かけてみる。OAFは親が居ない子供達、または家庭内暴力などで保護された子供達が生活できるようにサポートしているNGO。
歴史は結構古く、1958年から約50年近く子供の権利を守るための活動をしている。
以前は孤児院と呼んでいたそうだが、近年では両親の喧嘩、家庭内暴力など家に居ると安全な生活を送れない子供達も保護しているので、実際には親が居て、返る家があるため必ずしも孤児ではないという理由からabrigoと呼んでいるそうだ。

OAFはabrigo(〜18歳まで)の他にも、コミュニティの学生が職業訓練を受けられるコース(美容師、パン職人、アパレル、エステなどなど)、そしてサイエンス館や小・中学校も施設内に備えており、まさに未成年の教育にあらゆる面からサポートしている。

今日は丁度、授業参観みたいな感じで、親達も学校に来て子供達の作った作品を見たり、科学の授業で学んだ事を実験を通じて説明してくれるのを聞いたりできる日だったらしく、突然の日本人の登場に、子供達が興奮しまくって大変だった。しかし、これだけ元気のある子供達の笑顔をみると、こちらまで元気になる。

どこから来たの?
英語は話せる?
ジャッキーチェンは知りあい?
名前は何?

と、次から次へと囲まれた子供達から質問が飛んでくる。
Whats your name?
How are you?
と授業で学んだ英語で質問してくる子には、英語で返してあげると、嬉しそうな笑顔。
あー13歳の時の自分もそうだったなー。とちょっとタイムスリップした感じ。
そうすると、彼らは知っている英語が少ないもんなので、次々と違う子が
Whats your name?

・・・

話は変わって現実的な話。

これだけの施設とサービスを提供するためには、もちろん資金が必要となるわけだが、
OAFは自分たちの施設を利用して作った洋服や家具を売ったりして一部資金を得ている。

今年は資金繰りが大変苦しいとの事。というのも、今まで続いてきたバイヤ州の政府が半年前に交代したのが大きな原因と。
なぜ政府の交代がそこまで影響を与えているかというと、前政府はOAFで作った家具をオフィスで使用するために購入していた。しかし、新政府になって競争入札方式に変更になった。

となると当然、競争力のある業者が受注していくわけで、OAFは受注できない。
OAFの例のように、間接的な政府の援助(家具の購入などによる)によって社会問題に取り組む団体にお金が回る仕組みは悪くないのではないか?と最初は思った。逆に完全競争がうまく機能しない場合なのでは無いかと。

しかし、よく考えてみると、例えばサルバドール(またはバイア)内にOAFのような団体が複数存在した場合、どうなるのだろうか?政府は各団体から均等に購入するのだろうか?その場合、結局OAFは政府のバックアップにに頼る事ができない。
よって、競争入札の時と同じように、別の道を探さなければならなくなる。

第一、家具の購入と言う名目にしろ、安定して入ってくる資金の裏には汚職を孕んでいたのではないだろうか。という事を考えてみると、OAFの場合のように、資金不足によって子供達の教育に既に影響がでているケース(通常10ヶ月のコースが、資金不足のため3ヶ月しか提供できない。よって、3ヶ月という短期間であるため、コース終了後に実務研修に出れない)であっても、最終的には組織の健全化、効率化につながっていくのでは無いかと考えた。

ちょっと、まとまりの無い文章ですみません。思う所を整理せずに書いてしまいました。

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